TEA's BIBLE

摘採期: 中生

やぶきたYabukita

日本の茶園の7割前後を占める、事実上の標準品種です。香味の質が評価されて広まり、長年のあいだに日本の煎茶の基準として親しまれてきました。

来歴

静岡の杉山彦三郎が明治後期に在来種の実生から選抜しました。竹やぶを開墾した畑の北側にあったことが名前の由来です。1953年に茶農林6号として登録され、戦後に全国へ広まりました。

特徴

渋みと旨みのどちらにも偏りません。香りは穏やかで整っており、欠点が少ない品種です。育てやすく収量も安定するため、産地を問わず植えられました。裏を返せば、日本茶の味の基準がこの品種に寄ったということでもあります。

向く茶

煎茶全般に向きます。浅蒸しでも深蒸しでも成立します。ブレンドの土台にも、単一品種茶にも広く使われます。

主な産地

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