抹茶まっちゃMatcha
玉露と同じく覆いをかけて育てた葉を、揉まずに乾かして碾茶(てんちゃ)にし、石臼で挽いた粉末です。茶葉を漉さずまるごと飲むので、味も色も濃く出ます。

淹れ方
- 茶葉
- 2g(茶杓2杯・薄茶1服)
- 湯量
- 60〜70ml
- 湯温
- 70〜80℃
- 時間
- 茶筅で手早く点てる
- 二煎目
- なし(1回で使い切る)
どう作るか
覆下栽培の葉を蒸したあと、揉まずに乾かします。これが碾茶です。乾いた葉から葉脈と茎を取り除き、残った葉肉だけを石臼で挽きます。伝統的な石臼は毎分50〜60回転ほどでゆっくり回し、1時間に30〜40g程度しか挽けません。速く回すと摩擦熱で香りが飛ぶためで、この低速の製粉は抹茶が高い一因になっています(覆下栽培・手摘み・選別なども価格に効きます)。
味わい
覆下栽培由来の濃い旨みに、粉末ならではのとろみと苦みが重なります。薄茶はさらりと、濃茶は練るように点てて、まるで別の飲みものになります。茶葉を漉さないので、カテキンや食物繊維も丸ごと摂ることになります。
主な産地
覚えておくと
点てる前に茶こしでふるうと、ダマになりません。開封後は酸化と吸湿で急速に退色するので、冷蔵庫で密閉し、早めに使い切ってください。料理や菓子に使うなら、飲用より安価な加工用で十分です。