玉露ぎょくろGyokuro
収穫前の約20日間、覆いをかけて日光を遮って育てます。日陰で育つと葉は渋み成分を作りにくく、旨み成分を蓄えます。低い湯でゆっくり淹れて、とろりとした甘みを引き出します。

淹れ方
- 茶葉
- 6〜8g(2人分・多め)
- 湯量
- 40〜60ml(少なめ)
- 湯温
- 50〜60℃
- 時間
- 2〜2分30秒
- 二煎目
- 少し熱めで30秒〜1分
どう作るか
収穫前におおむね20日前後、茶園に覆いをかけて日光を遮ります(覆下栽培)。最終段階では光をほぼ完全に遮ります。日光の下では葉の中でテアニンの分解・代謝が進み、同時にカテキン類の合成も促されます。遮光するとテアニンが保たれ、カテキン類は増えにくくなります。覆いを外して摘んだあとは、煎茶と同じく蒸して揉んで乾かします。
味わい
だしを思わせる濃い旨みと、後を引く甘みがあります。渋みはほとんど出ません。覆下栽培の茶に特有の、海苔のような香り(覆い香)が立ちます。少量の湯でとろりと淹れるので、一口の密度が煎茶とまるで違います。
主な産地
覚えておくと
湯冷ましが無ければ、器に移すごとにおおむね5〜10℃下がります。ただし下がり幅は器の材質・温度・湯量で変わるので、玉露の温度帯まで落とすには何度か移すか、少し置くか、温度計を使ってください。飲み終えたあとの茶葉は、ポン酢や塩で食べられます。