石川(加賀)いしかわ(かが)Ishikawa (Kaga)
生産量は大きくありませんが、加賀棒茶という独自のほうじ茶で知られる土地です。茶葉ではなく茎を浅く焙じるため、同じほうじ茶でも色が淡く、香りの立ち方が違います。金沢では日常の茶として飲まれています。
気候と地形
北陸で冬は雪が深く、摘採は全国的に見ても遅い部類に入ります。産地としての規模より、消費地としての茶の文化が濃い土地です。
つくり方
茎(棒)を浅く焙じます。明治期(1868〜1912年)の金沢で、緑茶にする際に余った茎を焙じたのが始まりと伝えられています。深く焙じる一般的なほうじ茶と違い、浅い火入れで茎の甘い香りを残すのが特徴です。一番茶の茎を使うものもあります。
主な品種
買うときの目安
「棒茶」「加賀棒茶」とあれば茎を焙じたものです。色は薄めですが香りは強く、水色の濃さで判断すると見誤ります。熱湯で短時間、が基本です。