島根(出雲・松江)しまね(いずも・まつえ)Shimane (Izumo and Matsue)
産地としての規模は小さいのですが、茶を飲む文化が濃い土地です。松江は茶の湯が生活に根づいており、抹茶と和菓子の消費が多いことで知られます。出雲地方には、庶民の茶として「ぼてぼて茶」も伝わります。
気候と地形
日本海側で冬は曇天が続き、摘採は遅めです。生産よりも消費、という性格がはっきりした土地です。
つくり方
松江では茶の湯の道具立てと和菓子が一体で受け継がれてきました。ぼてぼて茶は茶を茶筅で泡立てて飲む「振り茶」の一種で、泡の上におこわや漬物などの具を載せ、飲むというより食べる形をとります。たたら製鉄の作業食だったという説をはじめ、由来には諸説あります。
主な品種
買うときの目安
地元の茶商が抹茶と和菓子を揃えていることが多く、薄茶用の抹茶を選ぶ入口として分かりやすい土地です。ぼてぼて茶は専用の茶と具がセットで売られています。